夢でいいから~25歳差の物語
「お邪魔しまーす」
「どうぞ。むさ苦しいところですが」
「むさ苦しいって」
仕方なく、私は先生を自分のマンションに連れてきてしまった。
こうなるなら、部屋を片付けておけば良かったと後悔せずにはいられない。
それにしても緊張する。
こんな片付いていない部屋を見て、私にマイナスイメージが定着してしまったら嫌だなあ。
初めて女の子を自分の家に連れてくる男の子の気持ちって、こんな感じなのかな、と思ってみたりした。
「…」
「…」
えーっと、こういう時、何て言えばいいんだろう。
やっぱり真夜中だから寝ることを勧めた方がいいのかな。
「先生、とりあえず私のベッドですがよろしければどうぞ。私は隣の部屋で寝ますので」
このマンションの一室(というか1人分というのだろうか?よくわからない)が3部屋つながっている構造であることに感謝しながら言う。
「でも布団、あるのか?」
「夏ですから心配ないですよっ」
私はない胸を張って言った。
「いや、そりゃダメだよ。俺と交換しろよ」
「ノープロブレム、ノープロブレム」
「自分の部屋なのに遠慮するなよ。レディファーストって言うだろ」
「何がレディですか。さっきは乙女って言ったら笑ったくせに」
「えっと、あれは…」
「ほらねっ」
私はまた不機嫌になってしまった。
別に気にしているわけでもないのに、なんだか素直になれない。
「どうぞ。むさ苦しいところですが」
「むさ苦しいって」
仕方なく、私は先生を自分のマンションに連れてきてしまった。
こうなるなら、部屋を片付けておけば良かったと後悔せずにはいられない。
それにしても緊張する。
こんな片付いていない部屋を見て、私にマイナスイメージが定着してしまったら嫌だなあ。
初めて女の子を自分の家に連れてくる男の子の気持ちって、こんな感じなのかな、と思ってみたりした。
「…」
「…」
えーっと、こういう時、何て言えばいいんだろう。
やっぱり真夜中だから寝ることを勧めた方がいいのかな。
「先生、とりあえず私のベッドですがよろしければどうぞ。私は隣の部屋で寝ますので」
このマンションの一室(というか1人分というのだろうか?よくわからない)が3部屋つながっている構造であることに感謝しながら言う。
「でも布団、あるのか?」
「夏ですから心配ないですよっ」
私はない胸を張って言った。
「いや、そりゃダメだよ。俺と交換しろよ」
「ノープロブレム、ノープロブレム」
「自分の部屋なのに遠慮するなよ。レディファーストって言うだろ」
「何がレディですか。さっきは乙女って言ったら笑ったくせに」
「えっと、あれは…」
「ほらねっ」
私はまた不機嫌になってしまった。
別に気にしているわけでもないのに、なんだか素直になれない。