私、幼なじみが好きなんです。


「よしっ追いかけるか!」


大紀は私の手を引いて走って二人を追いかけた。

手を引かれている途中、羽奈を見ると羽奈はひらひらと気だるそうに手を振っていた。



―――――



「ストーカーみたいなことしていいのかなあ」


屋上にいる。

坂元さんとそうちゃんは屋上にあるベンチに座っている。


「いいんだよ」


大紀は自信あり気にガッツポーズをした。

何を根拠に…。





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