私、幼なじみが好きなんです。


やっと口を開いたかと思えば

「はあ、お前がドジ過ぎて…馬鹿過ぎて…、怪我が尽きないから」

私をけなす言葉ばかり。

私はほっぺを膨らませる。


「だからほっとけない」



そうちゃんは、軽く私のおでこをこついた。


私のほっぺの中の空気はプシューと音をたてて抜けていった。




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