私、幼なじみが好きなんです。


「何だとー、いっそのこと、三人で仲良く遅刻しようぜえ!」


大紀はそう言うと、そうちゃんに飛びつく。

勢い余って、地面に転倒。

そうちゃんが下に、大紀が上になって団子状態。


いいなあ、大紀が羨ましい。私もそうちゃんに接近したい!


「…おい、大紀。いつかぶっ潰す」


いや…羨ましくないね。


そうちゃんは大紀を睨みながら、起き上がる。




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