私、幼なじみが好きなんです。



「乗れよ」だなんて大紀はしゃがみ、私が乗りやすいようにした。


そんな良い年しておんぶなんて恥ずかしい!

私にも羞恥と言うのはあるもので、私は自分で歩きながら登校していた。


「おいおい大丈夫かよお」

大紀は苦笑い。



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