ー切なく甘い恋物語りー
『ごめん,ごめんっ!
やっぱ朝はどうしても…』
『全くー!
てか,早く用意して
学校来なよ。
有ちゃんカンカンだよ〜』
『えっ,まぢで……
やばっっ!!
急いでそっち行く!』
『んじゃ』
『ん〜』
有ちゃんとは
私のクラスの担任の事。
有岡 大助だから
有ちゃん。
私の朝はいつも
芽衣羅に起こされて
急いで学校に行き
有ちゃんに起こられる。
毎日変わらない日常に
若干飽きていたが
どこか安心している
自分がいた。
でも今日は少し……
いや
いつもとだいぶ
違う朝だった────