ー切なく甘い恋物語りー
私は学校に行く
準備をしドアを開けた
ガチャッ──。
『……えっ…誰…』
ドアを開けると
目の前に知らない男が立っていた
見た目は
サラサラそうな茶髪に
耳には綺麗な
エメラルドグリーンをしたピアス
チャラそうな
今時男子って感じだ
『誰ってもう忘れちゃった?
柚萌香ちゃーん』
えっ?何こいつ
何で私の事知ってんの?
まさか予知能力があるの?
『あ,残念ながら予知能力は
ないよー』
『…………』
こいつ絶対あるよね………
『えー,まさか本気で忘れちゃった?』