【続】私は彼氏がキライです!?
どんどんお酒の缶をカラにしていく岡島さん。
1時間もすると、すっかり酔っ払っていた。
「だいたいよ〜、4年も一緒にいて“バイバイ”で終わりかよ?女ってヤツはアッサリしてるよなー!!」
「もう今日、泊まってって下さいよ。ベッド使ってもらっていいんで寝てください」
「倉橋っ!!お前も偉そうにしてっと彼女に捨てられんぞ!女なんてな〜男の知らないとこで何考えてっか分かんねぇ生き物なんだよ!アッサリ“バイバイ”とか言える生き物なんだよ」
ムムッ!!異議有り!!
そんな事ないもんっ!!
きっとそうなる前にたくさんの信号を送っていたはず。
岡島さんの・・・別れた彼女さんだって。
「そうっすね。でも岡島さんはこのままでいいんですか?」
「・・・何が?」
「納得できてないまま別れを受け入れるんですか?俺ならムリですよ。俺、コイツに“バイバイ”とか言われても絶対認めませんよ」
どこまでも偉そうだけどアツらしい。
「気持ち離れてったヤツ・・・つなぎ止めんのか?」
「はい。俺はコイツだって決めてるんで」
「私もっ!!」
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