【続】私は彼氏がキライです!?

「お〜い。お前、俺になんか秘密持ったまま嫁に来る気か〜？」



今度はアツが私を追いつめる･･･。



顔は笑ってるけど、明らかに目の奥が怒ってるよーっ!!



有美が言った“秘密”なんて、私が昔誰かの事をカッコイイって言ってたとか、くしゃみのついでにオナラが出ちゃったとか、大した事ないことばっか。･･･多分。



でも、そんな事アツに言えるわけないじゃんっ!!



「む、昔のことだから!!」



有美にならって強気で返せば･･･



「はい、もう知らねぇ」



って、本気で怒られちゃうしっ!!



「ウソウソ!!なんもないって！もーうっ有美〜」



「はははは。冗談だって？真剣な話、コナンはうちらにとって超大切な友達なんだから、倉橋絶対に泣かせないでね？」



笑いを消した有美が真剣な目で真っ直ぐアツを見る。



砂七と美穂も同じ。



それに答えるようにアツが言ってくれた。



「分かってる。お前らの親友大事にするよ。これからもコイツのこと支えてやって？」




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