【続】私は彼氏がキライです!?



何を言われても引き下がる気なんてなかった。



「分かった。竹谷課長にはお父さんの方から伝えておくから」



「・・・自分で電話する」



一睡も出来なかった頭をスッキリさせたくて、熱いシャワーを浴びた後、入院に必要な物を紙袋につめて家を出た。



3月なのに、うっすらと汗をかくくらい暖かい日差し。



泣きすぎたせいで重い瞼が、太陽の光で余計に痛い。




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