【続】私は彼氏がキライです!?



「アツ・・・キスもして欲しい」



体を少し離すと、アツはすぐにキスをくれた。



ただ唇を重ねて、優しさだけを伝えてくれるキス。



もっと触れて欲しくて、もっとアツを感じたくて。



「ねぇアツ・・・して?」



一瞬、驚いたように目を見開いた後、アツはまたオデコにそっとキスをした。



「今日はダメだ。週末、家来いよ?」



下にはゆうくんがいるし、お父さんだって帰って来ちゃうかもしれない。



分かってるけど、今欲しい。



「お願い」




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