【続】私は彼氏がキライです!?
まだ付き合い始めたころは、ただ“好き”っていう感情だけしか知らなかった。
だけど、一緒に過ごす時間の中で、それだけでは乗り越えられない壁を知った。
いろんな事があって、いろんな人に出会って、たくさん助けられて。
そして大切なものを知った。
優しく見守ってくれるお兄ちゃんたちも。
少し寂しそうに、だけどとても温かい眼差しをアツに向けてくれた両親も。
私はいつも、こんな風に、守られて生きてきたんだ。
だから、たったひとりしかいないアツを、心から愛することができた。
ふたりじゃない。
みんなが居たから・・・今の私とアツになれたんだ。
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