【続】私は彼氏がキライです!?

次の日曜日、アツと二人でホテルを訪れた。



普段こんな場所とは縁がない私たちは少しばかり落ち着かない。



「こんな普段着でよかったのかよ･･･」



「私も思った･･･」



そわそわしていると、30代後半ばくらいの男性が近付いてきた。



「倉橋様、成沢様、この度はおめでとうございます。私、挙式までを担当させて頂きますプランナーの森田と申します」



丁寧な挨拶をされて、私たちも慌てて頭を下げる。



てか、プランナーさんって男の人なの？この間の女性じゃないんだ？



なんとなく、女性の方がいろんな事を相談しやすかったかも？



なんて事を考えちゃったけど、贅沢は言っていられない。



私たちの人生の一大イベントは、この森田さんの腕にかかってるんだから!!



「よろしくお願いします!!」



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