【続】私は彼氏がキライです!?



アツへ



素敵な手紙をどうもありがとう。



アツ、いつの間に書いたの?



とっても嬉しかったよ。



私はアツみたいに上手に伝えることは出来ないけれど、気持ちだけは負けてないって思うんだ。



出会ったのは小学生で、まだまだ子供だった私たち。



アツも知っていると思うけど、私はアツの事が大嫌いでした。



意地悪だし、すぐ睨むし、私にだけ優しくないし。



そんなアツを好きになるなんてあり得ない!!ってずっと思ってた。



だけど今は、そう思っていた自分が信じられないくらいにアツにゾッコン。



この責任は重いよ? 一生かけて責任とれせるからね!



なんて、嘘だよ。



アツが世界で1番の幸せものなら、私は世界で2番目でもかまわない。



だって世界で1番好きな人を私が世界1にするんだもん。



やっぱり私は気持ちを伝えることがヘタみたい。



読み返してもちっとも感動しないよ。悔しいな。



だけどね、これだけは伝えたいから。



あなたに出会えて幸せです。



心から愛しています。



私の人生をかけて・・・



こんな私だけど、これからもよろしくね!!



小南




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