魔法つかいになって憧れのアイドルと××
あたしがキョトンとしてると、おじさんは難しい顔をしてあたしたちをニラむ。


「そんなこと聞いてないぞ?…ローズから許可証はもらってるのか?」


「もちろん!」


トロロがあたしのカバンの中をゴソゴソしたかと思うと、口に許可証らしき物をくわえてる。


へっ?


あたし、なんで許可証なんて持ってるの!?


「……間違いないな。入っていいぞ。おい、そこ開けてやれ」


おじさんはトロロのくわえたモノを見ると、警備員の人にあたしたちを中へ通すように合図していた。






…ホッ。



とりあえず入れたけど……。



中に入ると、トロロがボソッと呟く。



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