魔法つかいになって憧れのアイドルと××
青ざめてローズちゃんに駆けよると、トロロがあたしに叫んだ。


「すぐそこの部屋に、ローズちゃんを連れて入って!」


「えっ!?そんな、無理だよ」


いくら軽いったって、何キロあると思ってんの!?


「早くしないと人が来ちゃう!」


「ええっ!?」


慌てたあたしは、とりあえずローズちゃんの脇を持って、


通路をズルズルと引きずる。







扉にはカギがかかってなくて、すぐに開けることができた。


…ふぅっ…。


っていうか、ローズちゃん、大丈夫なの!?


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