魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「トロロ、ローズちゃんになにしたの!?」


「さっきね、僕の牙に深い眠りにつく薬を塗っておいたんだ。

傷口は自然に消えるから、証拠は残らないよ」


「はぁっ?そういう計画があるなら、最初に言ってよね!?びっくりする…」


「言う時間なかったし。さ、ユナちゃん早くそこに立って」


トロロは部屋の端を前足で指差して、扉のカギを閉めた。







「っとに、意外と人使い荒いよね。トロロってホントに落ちこぼれだったの?」


「うん、ホントだよ。かける魔法の3割が失敗だから」


「ええっ!?今、なんて…」




< 130 / 715 >

この作品をシェア

pagetop