魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「トロロっ!?」


「ヘヘ~。ただ今到着!ユナちゃんが無事でよかったよ」


「なっ……なに呑気なこと言って…。どこ行ってたの!?あたしひとりで心細かったんだからっ」


トロロの腕を掴んで、思いっきり揺らす。


「そんな怒んないでよぉ。魔法陣の移動を失敗したみたいでさ、僕だけ違う場所に放りだされて、大変だったんだって!」


「そんなの知らないよっ。もう……」


「けど、ユナちゃんが刑事さんになってるのはわかったから、僕も機動隊を呼んで駆けつけたってわけ」


トロロは嬉しそうにフフッて笑ってる。




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