魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「はぁっ……」


「心配かけて、ゴメンね?ハヤトを助けられたのはいいけどさ、ダークネスが現れなくなっちゃった……」


「さっきの男たちが原因なんだとしたら、解決したからもういいんじゃないの?」


「ううん。ダークネスは一度棲みついたら、生気を吸いつくすまで寄生するんだ。だから…これで終わりってわけには、いかないんだ」


そんな……。


「じゃあ、あたしは……余計なことをしたことになるの?」


「んー…そうなるけど…あの状態で、放っとくわけにはいかないよね」


そうだけど……。


あのまま、もう少し待ってればよかったのかな……。


そしたらハヤトが刺されることもなくって…。



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