魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「俺が前につるんでたのって、どうしよーもないヤツらばっかなんだよな。

けど、普通の人より色んな経験積んでるだけあって、その辺の芸人よりよっぽど面白いしな」


「へぇ…そうなんだ。楽しい人が多そうだね」


「まーな。バカばっかだけど…。勉強できなくてもさ、歌やダンスが抜群にウマかったり、

話題豊富で人を笑わせんのが得意だったりさ…。

なにか…ほんの少しのきっかけで、俺みたいに人生が全く違うモノになるって…教えてやりたいんだ」


「ハヤトの夢…素敵だね」


あたしが、ハヤトにそういうと、ハヤトはフッと鼻で笑った。



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