魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「あのね…あたし、小さい頃…美少女戦士になりたかったの。アハハ、そんなのムリなんだけどね。

で、マネッこしてるうちに、モノマネが得意になっちゃって…。

で…将来の夢は……」


…やっぱり、恥ずかしいな。


こんなあたしが、言っちゃっていいのかな…。






口ごもるあたしを見ても、ハヤトの口調は優しいまま。


「美少女戦士?お前、今日カンペキだったじゃん。カッコよかったぜ」


「ほ…ホントに!?」


「ああ…」


…うわぁ、めちゃくちゃ嬉しい。


今まで、友達にも、親にも…誰にも話せなかったこと。


ホントは、


いつまで子供みたいな夢を見てるんだって、


言われるのが、すごく怖かった…。



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