魔法つかいになって憧れのアイドルと××
安心しきってフニャッとした表情になるあたしを見て、ハヤトは自分のシートベルトを外す。



「さて…ちょっと降りるか」



「えっ、降りるの!?」



もしかして、ドライブの次は…デート?



今日のあたしってなんて贅沢してるの!?


この先の運を全部使っちゃってるんじゃないだろーか。






なんて思いながらドキドキしてると。



「遅くなったしな。…お前の親に、ちょっと挨拶でもしてくわ」


「へっ、あたしの親に?」


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