魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「別に彼女作る予定もナイし?中学生のひとりや、ふたり…」


「コラーッ!あたしは、中学生じゃないよっ」


「ハハッ!そーでした」


もうっ!


また完全に子供扱いされてる…。



けど…いいんだ。



少しずつ、少しずつ……



ハヤトに近づいていけたらいいな……。









「またな」


「うん、バイバイ!」


ハヤトは開いた窓から片手を軽く出したまま、車を走らせ去っていった。



あたしは去っていく車が見えなくなるまで、



ずっと、ずっと…



手を振って、ハヤトを見送っていた。






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