魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「確か…バスケ部だよね。あたし…今日観に行ってもいいかな」



「えーっ!?ユナ、あたしの彼氏とらないでよっ!?

前にユナがお祭りで浴衣着て髪アップしてたときに、『あのユナちゃんなら、超タイプかも!!!』って言ってたんだから」



「…は?いつの話!?」



「夏休みだよっ!!」



「知らないし、しかもあたしはアイの彼氏にキョーミなんかないってば」


「ホントに~?ずっと秘密にしてようと思ったんだけど、言っちゃったぁ。ユナってアップにすると、大人っぽく見えるんだって」



そんなこと初めて聞いたよ?





「もーっ!あのユナちゃんなら…ってどーいう意味よぉ」


「そりゃ、普段のユナは…ねぇ。クラスの男子にも、女度ゼロ!ってよく言われてんじゃん」


「アイ~!?」


「あたしが言ってるんじゃないよ?クラスの男子だよ…アハッ」



アイに拳を向けてみるけど、アイはあたしを見て爆笑してる。



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