魔法つかいになって憧れのアイドルと××
それって……あたしがダークネスを還すときに開く、魔界への扉が原因なの……?



もしそうだとしたら…



トロロはそのことに、気づいてないのかな。




「……んっ、えっ、ちょっとっ!?」



気がつけば、ハヤトがあたしの腰に手をまわしてる。



「悪い…側にいると、なんか…つい」



「えっ!?なにそれ…」



「タイプの女が目の前にいんのに…なんもしねーとか、ムリかも」


「ええっ!?」


「さすがにキスはムリだろーから…手ぇつなぐぐらいは…いーだろ?」


そう言って、ハヤトはあたしに手を差しだしてきた。



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