魔法つかいになって憧れのアイドルと××
ハヤトは目を見開いたあと、ちょっと複雑な表情を見せた。



「……なに言ってんだよ。今のお前は……ホントのお前じゃないだろ」



「あのね…あたし。このあたしは、未来のあたしなの……」



「…え……」



「トロロが、あたしの時間を少し進めてくれて……それで、この姿になることができたの」



「マジ……で?」



驚いた顔のハヤトと、バッチリ目が合う。



…うわっ……



また顔が赤くなるっ……。



恥ずかしくなったあたしは、思わず視線を地面に落とした。





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