魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「悪かった……俺、なにやってんだろーな」


……え?


ハヤトはあたしから手を離すと、申し訳なさそうに軽く頭を下げた。







「変身したのが未来のお前だとしても………何年先かわかんねーし。

……それに、外見だけに惹かれるって…間違ってるよな」


あたしの胸が、ズキッと痛んだ。


うん……ホントにそうだね。


そうだよね……。






一目ボレって言葉があるけど、



あたしがハヤトにしたように、ハヤトも未来のユナに一目ボレしたわけで…。



だから、もしかして…



ウマくいくのかな、なんて思ってた自分がバカらしく思えてきた。




< 552 / 715 >

この作品をシェア

pagetop