魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「ゴメンね……あたし……帰るね」



もう、ここにいたくなかった。



あたしはなにか言いかけたハヤトを振りきって、走って家に帰った。













……はあ。



しかも、あんな別れ方って……ナイよね。



ハヤトはせっかくあたしにミラクル戦士のことを教えに来てくれたのに。



電話やメールじゃなくって、



わざわざ……だよ?



ハヤトのその行動に、少しは意味があったのかもって思ったら……。



あたしは、また…



少し、勘違いしそうになってしまった。



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