魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「あたしね……黙ってたけど、ホントはミラクル戦士が好きで……こっそりyoutubeで見たりしてて……」



「ウソばっかり！！ユナはそんなこと、一言も言ったことないわ」



「お母さん……」



いつまでもアニメばっかり見てないで、勉強しなさいって言われるのが苦痛だった。



だから高校生になったら、アニメも見ないで真面目に勉強して、テストでもいい成績をとって……。


だけどそんな毎日に、最近飽き飽きしてたこと……お母さんは、知らないんだ。








お母さんは電話を取ると、どこかに電話をかけ始めた。



「もしもし……警察ですか？そうです……すぐにお願いします」



「お母さん！！あたし、ユナだよ！？信じてよっ」



「さっき警察から連絡が入ってたの。学校をめちゃくちゃにして、何人もの生徒や先生が重体らしいじゃない……。

気味が悪い！！あんたなんてあたしの子じゃないっ！！ユナを返して！」