RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~










 とりあえず、文句。





 そのとき、ルナとゲルブの体が、浮いた。二人の周りを、何かが囲う。



 その中に、水はない。





「ゴホッ…」




 ルナがむせながら、目を開けた。






「焦るでない。息をするのに、不自由は無い筈じゃ」






 声を方を見る。いつの間にか、枝の上に緑髪の青年がいた。





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