RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~
母の説明と一言一句同じ説明をした。
「ふーん」
「そうだったんだー。魔術学校でも習わなかったよ…」
ティカが、照れ笑いしながら。
「え。ティカ、習ったよ。一年のときに」
「……え?」
授業中に、ねてたのかな?これ、魔法使いの間では常識中の常識だよ…。
「ルナ、今夜は木の上で寝ようぜ。…あ、ティカとゲルブは下な」
カナテが提案し、言い終えるや否や、ルナの手を掴んだ。
「うん♫」