ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
俺のものっていう印
心臓が……ドキドキする。
前にも五十嵐くんのお部屋に入ったことはあったけど……。
「心優、なに飲みたい?」
ただの知り合いレベルのときと……。
か……か……彼女になってからのソレは……。
なんだか……精神的に全然違う。
もちろん……。
冷蔵庫を開ける仕草も、声色も。
何もかもが普通の五十嵐くん。