ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
そう言って、銀色のソレを裏向ける五十嵐くん。


そこには、確かにローマ字で、五十嵐くんの名前が彫ってあった。


でも……。


「……え!?
それって、大事なものなんじゃ……」


そうだよ、そうだよ!!


大事なものだよ!!


……っていうより。


校章なんて、人にあげてもいいものなの!?
< 261 / 420 >

この作品をシェア

pagetop