ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
「大事だからこそ、だろ」


そんな言葉と、おでこへのキスが降ってきた。


「大事なものだから、俺の一番大切な心優に、ソレをやる」


「…………」


「はずすなよ。
いわゆる……首輪っーか。
まぁ、俺のものって印だし」


クスッと笑いながら、目を細める五十嵐くん。
< 264 / 420 >

この作品をシェア

pagetop