ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
「……えっ?」
「ほら。
ソレ、北星の校章だし、俺の名前入りだし」
あたしの手の中、ツツツ……と、ローマ字で彫られた名前をなぞる五十嵐くん。
名前の下には、キラッと光るものが埋め込まれている。
……けど。
……まさか、これ……。
ダイヤってことは……ないよね?
「ほら。
ソレ、北星の校章だし、俺の名前入りだし」
あたしの手の中、ツツツ……と、ローマ字で彫られた名前をなぞる五十嵐くん。
名前の下には、キラッと光るものが埋め込まれている。
……けど。
……まさか、これ……。
ダイヤってことは……ないよね?