ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
「……えっ?」


「ほら。
ソレ、北星の校章だし、俺の名前入りだし」


あたしの手の中、ツツツ……と、ローマ字で彫られた名前をなぞる五十嵐くん。


名前の下には、キラッと光るものが埋め込まれている。


……けど。


……まさか、これ……。


ダイヤってことは……ないよね?
< 265 / 420 >

この作品をシェア

pagetop