ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
「4……3……」
カウントダウンをする声は、ものすごく低くて、それからちょっぴりかすれてて。
あたしはさっき、五十嵐くんが言った言葉の意味を考えた。
『おまえとの約束、守れなくなるだろ』
『心優。
イヤなら、俺から離れろ』
そう言って、あたしに5秒くれた五十嵐くん。
その証拠に……。
「……2……」
カウントダウンをする声は、ものすごく低くて、それからちょっぴりかすれてて。
あたしはさっき、五十嵐くんが言った言葉の意味を考えた。
『おまえとの約束、守れなくなるだろ』
『心優。
イヤなら、俺から離れろ』
そう言って、あたしに5秒くれた五十嵐くん。
その証拠に……。
「……2……」