だから俺を好きになれ


「ま、心配しなくても、お前を惚れさせてやるから、明日から覚悟しとけ」


じゃあなと言って、さっさとどっかに行ってしまうアイツ。


別に心配なんてしてないわ!





「結構です!!」






誰もいなくなった空間に、私の声が虚しくこだました。




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