だから俺を好きになれ



けなし言葉を一気に発した。


はー…、スッキリした!


どーだ、とばかりにアイツを見る。


ははっ
ポカンとしてるよ。




「ブッアハハハハッハハ!」


「!?」



なに?

ついに、藤堂大地が壊れたかと思って、顔をみたけど
全く笑ってない。



じゃあ、誰…?


キョロキョロ周りを見渡すと




「やー…、傑作!

雪菜ちゃん、君サイコー」



パチパチと拍手しながら、長身の男の子が近づいてきた。



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