だから俺を好きになれ


裏通りから入り組んだ路地に入った。

ここから学校に行くと、かなり時間短縮できるから便利なんだよね。

人もめったにいないし。



だから、誰かいればすぐに分かる訳で…


「ん?」


珍しく人影を見た私は、足を止めた。


そして、すぐ足を止めたことを後悔する事になる。



< 6 / 94 >

この作品をシェア

pagetop