あなたのぬくもり
それからずっと私は部屋にこもっては泣き続け、笑えなくて作り笑いばかりしていた。

自傷も始め、身体中傷だらけだった。

その傷をお母さんに見つかり怒られることもあった。

お母さんが夜一人で泣いているのも知っていた。

でも私はそれを見てみぬフリしか出来なかった。

私のせいだから…私がこんなんだから…。
誰に助けを求めていいのか分かんない…でも体に感覚がある…怖い。

誰かに助けて欲しいのに、助けてくれる人いない。

一人ぼっちだから…ずっと私、一人ぼっち。

そのハジメテを奪われた日から結構たっていたのに、あいつに犯された。

私、生きていたくない。
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