白球の彼方~君に託した夢~
そう言って雛菊はせっせとボール磨きをしに何処かへ行ってしまった。
『お前、あれか…ことごとく斬られるタイプだよな』
「うるせぇ…俺は諦めんぞ!早く花音ちゃんに会いたいなぁ…。」
もうこいつは駄目みたいだ。
東「おいお前らバッテリー。早く走り込みの準備しろ。もうすぐ雛菊がタイマー持って来るから。」
海「え!?美愛ちゃんが見てくれるんすか!?」
東「そうだけど…。」
海斗は小さめにガッツポーズをしていた。
花音ちゃんに会いたいはどうなったんだよ…。
でも雛菊がいるって聞いて、
少しテンションが上がる。
もう俺も駄目みたいだ。
雛菊が好きで仕方がない。