情炎の焔~危険な戦国軍師~
まず、兵士達が訓練している場所を覗く。
数百人の兵士の波をかき分け、さがす。
「左近様を知りませんか?」
途中で平助さんを見つけたので聞いてみたが、知らないらしかった。
本当なら私もここで一緒に訓練に参加しなければならないのだが、なんだか胸騒ぎがする。
まさか半蔵さんがこの前の報復に来ていて、左近様が襲われたとか?
いやいや、そんなバカな。
それともなんだかんだ言って三成様の所に行ってしまったのか。
確認したいが、かと行って私まで佐和山城に行ってまた賊に襲われたら世話がない。
ああ、この時代にケータイがあったらなあ。
その後、別の方角にある櫓にのぼってみたり、二の丸どころか三の丸まで足を伸ばしたりして行き交う人々に聞き回ったのだが、有力な情報はつかめない。
「どこ行ったんですか?左近様」
気付くと、太陽は真上まで来ていた。
数百人の兵士の波をかき分け、さがす。
「左近様を知りませんか?」
途中で平助さんを見つけたので聞いてみたが、知らないらしかった。
本当なら私もここで一緒に訓練に参加しなければならないのだが、なんだか胸騒ぎがする。
まさか半蔵さんがこの前の報復に来ていて、左近様が襲われたとか?
いやいや、そんなバカな。
それともなんだかんだ言って三成様の所に行ってしまったのか。
確認したいが、かと行って私まで佐和山城に行ってまた賊に襲われたら世話がない。
ああ、この時代にケータイがあったらなあ。
その後、別の方角にある櫓にのぼってみたり、二の丸どころか三の丸まで足を伸ばしたりして行き交う人々に聞き回ったのだが、有力な情報はつかめない。
「どこ行ったんですか?左近様」
気付くと、太陽は真上まで来ていた。