情炎の焔~危険な戦国軍師~
「家康が佐和山城を攻め落として大坂へ行くことを企てているそうです」
「え!?」
頭が真っ白になる。
「とりあえず早く殿に知らせないと」
そう言う左近様について、急いで三成様の元へ行くと、すでに軍議が開かれていた。
「待ちかねたぞ、左近」
いつも冷静な三成様は少し焦れているようである。
「左近、お前ならこの場合どうする?」
「おそらく家康より先回りし、待ち伏せしてそこで戦うでしょうな」
「うむ。やはりそうか」
三成様が満足げに頷く。
「それなら最も適した場所があるな」
ふと秀家様が言った。
「秀家殿、適した場所とは?」
三成様の視線がそちらに向く。
「その場所は…関ヶ原」
「え!?」
頭が真っ白になる。
「とりあえず早く殿に知らせないと」
そう言う左近様について、急いで三成様の元へ行くと、すでに軍議が開かれていた。
「待ちかねたぞ、左近」
いつも冷静な三成様は少し焦れているようである。
「左近、お前ならこの場合どうする?」
「おそらく家康より先回りし、待ち伏せしてそこで戦うでしょうな」
「うむ。やはりそうか」
三成様が満足げに頷く。
「それなら最も適した場所があるな」
ふと秀家様が言った。
「秀家殿、適した場所とは?」
三成様の視線がそちらに向く。
「その場所は…関ヶ原」