情炎の焔~危険な戦国軍師~
「よし、左近様のためにも頑張るぞ」
「開戦」のエフェクトが表示されたのとほぼ同時に私はキーで主人公を操作した。
何回もやっているので手順は大体わかる。
「えっとまずはあの人とあの人を撃破して…」
その時だった。
「!?」
まだ攻撃を受けていないのに、主人公の体力が半分以下になっている。
「え、ちょっとやだ。バグってる?」
私は体力を回復させるアイテム、兵糧を探したが、いつもはある場所に今日はない。
「なんで?兵糧が置いてある場所は固定なのに」
ゲームだが、尋常ではない様子に焦燥感が募る。
「どうしよう、壊れちゃったのかな」
そんな時に限ってもっと後に出てくるはずの敵武将がなぜかいきなり登場。
「三成殿には悪いが…小早川秀秋、これより徳川方にお味方致す!」
敵の士気が一気に高まり、マップが真っ赤に染まる。
こんな状態で敵武将と戦って勝つのはかなり難しい。
「うわ、何なのこれー!」
叫んだ時だった。
カッ。
画面が、太陽が降臨したかと思うくらい眩しい光を放つ。
「な、何!?」
目をつむりながらそう言った直後、私は急に意識を失った。
「開戦」のエフェクトが表示されたのとほぼ同時に私はキーで主人公を操作した。
何回もやっているので手順は大体わかる。
「えっとまずはあの人とあの人を撃破して…」
その時だった。
「!?」
まだ攻撃を受けていないのに、主人公の体力が半分以下になっている。
「え、ちょっとやだ。バグってる?」
私は体力を回復させるアイテム、兵糧を探したが、いつもはある場所に今日はない。
「なんで?兵糧が置いてある場所は固定なのに」
ゲームだが、尋常ではない様子に焦燥感が募る。
「どうしよう、壊れちゃったのかな」
そんな時に限ってもっと後に出てくるはずの敵武将がなぜかいきなり登場。
「三成殿には悪いが…小早川秀秋、これより徳川方にお味方致す!」
敵の士気が一気に高まり、マップが真っ赤に染まる。
こんな状態で敵武将と戦って勝つのはかなり難しい。
「うわ、何なのこれー!」
叫んだ時だった。
カッ。
画面が、太陽が降臨したかと思うくらい眩しい光を放つ。
「な、何!?」
目をつむりながらそう言った直後、私は急に意識を失った。