雪は白、真っ赤な太陽。
ちょっと嫌な気分になっていたらおばさんたちが降りて
また1人、また1人とどんどん降りて行き、車両にわたし1人になった。
わたしが通っている大学は東京のはずれにあり、とても田舎なのだ。
通勤ラッシュとぶつかる1限がないかぎり人はほとんどいない。
大学2年生になって、一ヶ月が過ぎた。
新しい学年になったからってクラスなどが変わるわけでもなければ、先生が変わるわけでもない。
でもそれは、人見知りのわたしにとって、とても嬉しいことだ。
大学生になってから、最近やっと友達が出来たこともわたしにとって、とても嬉しいことだ。