総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜






東はそう大声で叫ぶと、大急ぎで部屋から飛び出していった。


だが、



『待てこらぁぁああああ!!』



逃がす私では、ない!!



『逃~が~さ~ね~ぇ~…!!』


「うわぁあああああ!!!!」



――――…結局。


この追いかけっこは、


ちょうど通りかかった苓が


私を説得するまで


続いたのでした。






< 104 / 295 >

この作品をシェア

pagetop