総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜




『ちょ…雷河、自分がなに言ってるか分かってる!?』


「分かってるに決まってるだろうが。お前じゃあるまいし」


『さりげなく人をアホの子みたいに言うんじゃないっ!』


「あ?」『はァ?』



至近距離で密着してる癖に、甘い雰囲気なんて綺麗さっぱり消して睨み合う私達。



(…でも、こっちの方が私達らしいのかも)



なんて思いながら




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