総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜

幼なじみ、クラスメイト、




―――…それから、数日。



『ふわ…ぁ……』



[卒業式まで女である事を隠す]という約束と共に、


私は無事…東淋高校へ入学する事ができた。


退屈だった入寮式と入学式を終えた現在、

時刻は午後3時を過ぎたところ。


今日はもう自由解散だと言われたので、適当に校舎の中をブラついていると……、



「おい!!

小さな新入生君っ!!」



突然、後ろから肩を叩かれた。



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