イケナイ彼氏
「あっそ。まぁいいけど。お前に聞かれたところでどうってこともないし♪」

「そうそう。どうってこともないよねぇ?女を振ることが趣味の性悪健吾くん♪」

「んだと?こらっ。」

そう、頭を叩かれてあたしは、靴を履き替えた。

挨拶もせずに、校舎を出るとふと思った。




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