天然泣き虫彼女
奪う勢いでいきなさい
かわいい奈々と弟くん
──文化祭から数日が過ぎた。
今はお昼休みで楽しい楽しいお昼ご飯。
とはいかず。
俺はイライラがたまり、ストローをがじがじ噛み続けた。
「……ちょっと」
「……結希ちゃん何…」
こちとらイライラがたまってんだよ!
「……ご飯ぐらい楽しく食べさせてよ!」
そんなこと言われたって……
何が……
何が悲しくて………